第一:シウラグランデ山
ペルーのアンデス山脈に特徴的な形をしているのがシウラグランデ山です。ウアイウアス山脈の一部で、6,344メートル(20,814フィート)の高さを誇ります。この山にはもう一つの山頂、6,240メートル(20,260フィート)のシウラチオがあります。下山した後、1985年に出版された本、「運命をかけたザイル」には、登山家ジョー・シンプソン氏の経験が記録されており、2003年には映画化されました。シンプソン氏とそのパートナーのサイモン・イェーツ氏は山の西側から登山を始め、初登頂に成功しました。彼らはノーザンリッジから下山した際、天候不順により登山家が大怪我した経験もあります。
シウラグランデ山を初登頂したのはオーストラリア人のアービン・シュナイダー氏とアーノルド・アウェルスゲル氏で、ノーザンリッジルートより登山に成功しました。最近の研究の結果、山にある氷河の変化が激しく、70年代に使われた登山ルートは今現在危険度が増し、使用不可能になっています。